入社してから製麺工場一筋で、今は品質管理として現場全体を見ています。原料の発注業務はもちろん、現場の指示や製麺工程の管理も担当しています。欠員が出た時には自分が入って対応することもあります。
お蕎麦はとても繊細で天候や気温によって水の分量も変化します。同じ品種のそば粉でも全部同じとは限らないので、常に調整が必要になります。毎日実感する奥深さがやりがいの1つと言えるでしょう。
一緒に働く仲間のことも同じで、常に現場の状況を把握することを日々の仕事では意識していますね。作業しながら現場を巡回しているので、例えば誰かの調子が悪そうとか、今日は少し元気がないなとか。そういう時はすぐに声をかけて、コミュニケーションを取るようにしています。
実は私は元々、人とコミュニケーションを取るのが苦手なタイプだったんです。でも、この仕事をするうえで変わらなきゃいけないと思って。先輩たちも「大丈夫?」ってよく声をかけてくれていたので、自分もそうしたいという気持ちになりました。